「私の思う所」と「外に出す言葉」との乖離を埋めること

 去年の8月に留学先に渡航したのだが、その出発前、私はすごく苛々していた。

渡航の日にちが2,3日ずれただけで

当初の申請内容と異なる審議が必要だ!

って方針なのに、
当初言われてなかった課題を

"※提出のない場合は奨学金等の返納を求める"

って注意書き付けて、ほいほい課すのよく分からない....
留学の支援どころか邪魔したいのかと思ってしまう

 

と思わずTwitterで呟いてしまう程、私は自分が応募した、もとい応募してしまった奨学金プログラムに苛立っていた。

 けれども私は今、そのプログラムで留学した人の帰国後報告会を東京大学の五月祭で企画している。
それも奨学生の義務等ではなく、自主的に。


 きっかけは単純だ。 一緒にお酒を飲んだことがある人にイベント一緒に作ろう!と誘われたから、それだけだ。大勢での飲み会は別だが、1度でもお酒を飲んだ人とは仲良くなった気がする。2度以上だと、互いの何か重要な部分を分かり合えた気がする。もちろん「気がする」だけ。錯覚だ。

 一緒にお酒を飲んだ人から誘われて、断るような理由も特になかったから、あまり面白そうだとも思っていなかったが、とりあえず、「面白そうですね、やりましょう!」と返信したのはここだけの秘密だ

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「アカデミックな教育過程に偏り勝ちな大学」という表現は「頭痛が痛い」「馬から落馬」の類語

政府の教育再生実行会議(座長・鎌田薫早稲田大総長)は4日、職業に結びつく知識や技能を高める実践的なプログラムを大学に設けるとの提言を安倍晋三首相に提出した。アカデミックな教育課程に偏りがちな大学を変革し、産業界が求める「即戦力」となる人材を育てるのが狙い。社会人の学び直しを後押しするとの期待もある。

via

 

まずこの記事を見て、

「アカデミックな教育課程に偏るのが大学でしょ!」

と思った。

 

『大学に学者や研究者として必要でない教育やそういった就職先以外への援助を求めること』は、『魚市場に行って、なんで魚しかないんだ!肉出せ、肉!』って言ってるのと同じ。植物園から植物を排除して動物園化するようなもの。もうそれは植物園じゃなくて動物園。

 

「(引用)アカデミックな教育課程に偏りがちな大学を変革し、産業界が求める『即戦力』となる人材を育てるのが狙い」
ってもはや大学じゃなくて職業訓練校か専門学校。専門学校の存在意義を奪わないでほしい。

 

大学を「優秀な人(材)」のフルイ装置として機能させてきた日本の就社スタイルが、大学での教育自体にも影響与えててやばい。

 

日本の職業観がもっと歪む.......

 

"もやっとリスト"

その名の通り、”もやっとリスト”です。


もやっとすることについてとりあえず、ここに書き出しています。

あとできちんと違和感を言語化して、整理して、随時ブログに書きます。

これがこのブログ「いつかもやもやが晴れるまで」の運営の意図であったりもします。

 

もやっとすることを言語化したり、これはここに原因があるのでは?とか考えるのが好きです。原因はこれじゃなくて、あれじゃない?とかあれば教えてもらえると喜びます。

 

 

1.新卒採用で、「なぜうちの会社なんですか?そういう企業ならA社やB社もそうだけど、うちじゃないといけない理由は?」と企業がやたらと聞く理由

→企業が、人事がインセンティブデザインをうまくできいないことが理由なのでは。

 

 

2. ロイヤルティをなぜ社員に、(特に新卒や新人に)求めるのか 

参考になりそうなサイト

社員の会社に対するロイヤリティを高めるには | 中小企業のための「経営のヒント」

 

 

3. 欲しい人材として、「ブーメラン人材」、「Uターン人材」を使わず、グローバル人材ということばで代替して、格好をつける日本企業 

_地方Uターンと比較してみたい

外への留学生数が世界三位のお隣の国韓国への留学中に、現地の就活生に聞いた話を参考にして考えたい

 

 

4.総合職へは就職難、専門職は人手不足、そして総合職に就きたい人には特段具体的なビジョンがない理由。

→職人/専門職の魅力が届いていない?

   4-1 : 「いい学校→いい会社」の外の世界の魅力を原体験のない人に

   どう伝えて行くか。届けていくか。

   →1つのやり方として;身近な人の声を届ける。……\書きました/

 

 5. どういう経緯で職業訓練校がなくなったのか

 

6. 機械化が職人の職を奪ったのか?機械化によって、2大メインストリームだった「いい学校→いい会社」「弟子入り→修行→独立」のうち、職人ルートだけがメインストリームから外れたのか?

 

→仮説;機械化は職人の母数こそ減らしたけど、日本の職人の特徴は超機械!未だに、トップ層は手仕事であることに価値がある。

 

 7. なぜ、ゆとり教育がうまくいかなかったのか。

  • 多様性というワードを枕詞的に気安くつかったから。
  • 個々の多様性を具体的に見たり、呈示することなく、一元的な”勉強ができる”という部分の価値軸の評価を甘くしたり、曖昧にしただけだったから。