「アカデミックな教育過程に偏り勝ちな大学」という表現は「頭痛が痛い」「馬から落馬」の類語
政府の教育再生実行会議(座長・鎌田薫早稲田大総長)は4日、職業に結びつく知識や技能を高める実践的なプログラムを大学に設けるとの提言を安倍晋三首相に提出した。アカデミックな教育課程に偏りがちな大学を変革し、産業界が求める「即戦力」となる人材を育てるのが狙い。社会人の学び直しを後押しするとの期待もある。
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まずこの記事を見て、
「アカデミックな教育課程に偏るのが大学でしょ!」
と思った。
『大学に学者や研究者として必要でない教育やそういった就職先以外への援助を求めること』は、『魚市場に行って、なんで魚しかないんだ!肉出せ、肉!』って言ってるのと同じ。植物園から植物を排除して動物園化するようなもの。もうそれは植物園じゃなくて動物園。
「(引用)アカデミックな教育課程に偏りがちな大学を変革し、産業界が求める『即戦力』となる人材を育てるのが狙い」
ってもはや大学じゃなくて職業訓練校か専門学校。専門学校の存在意義を奪わないでほしい。
大学を「優秀な人(材)」のフルイ装置として機能させてきた日本の就社スタイルが、大学での教育自体にも影響与えててやばい。
日本の職業観がもっと歪む.......