"もやっとリスト"

その名の通り、”もやっとリスト”です。


もやっとすることについてとりあえず、ここに書き出しています。

あとできちんと違和感を言語化して、整理して、随時ブログに書きます。

これがこのブログ「いつかもやもやが晴れるまで」の運営の意図であったりもします。

 

もやっとすることを言語化したり、これはここに原因があるのでは?とか考えるのが好きです。原因はこれじゃなくて、あれじゃない?とかあれば教えてもらえると喜びます。

 

 

1.新卒採用で、「なぜうちの会社なんですか?そういう企業ならA社やB社もそうだけど、うちじゃないといけない理由は?」と企業がやたらと聞く理由

→企業が、人事がインセンティブデザインをうまくできいないことが理由なのでは。

 

 

2. ロイヤルティをなぜ社員に、(特に新卒や新人に)求めるのか 

参考になりそうなサイト

社員の会社に対するロイヤリティを高めるには | 中小企業のための「経営のヒント」

 

 

3. 欲しい人材として、「ブーメラン人材」、「Uターン人材」を使わず、グローバル人材ということばで代替して、格好をつける日本企業 

_地方Uターンと比較してみたい

外への留学生数が世界三位のお隣の国韓国への留学中に、現地の就活生に聞いた話を参考にして考えたい

 

 

4.総合職へは就職難、専門職は人手不足、そして総合職に就きたい人には特段具体的なビジョンがない理由。

→職人/専門職の魅力が届いていない?

   4-1 : 「いい学校→いい会社」の外の世界の魅力を原体験のない人に

   どう伝えて行くか。届けていくか。

   →1つのやり方として;身近な人の声を届ける。……\書きました/

 

 5. どういう経緯で職業訓練校がなくなったのか

 

6. 機械化が職人の職を奪ったのか?機械化によって、2大メインストリームだった「いい学校→いい会社」「弟子入り→修行→独立」のうち、職人ルートだけがメインストリームから外れたのか?

 

→仮説;機械化は職人の母数こそ減らしたけど、日本の職人の特徴は超機械!未だに、トップ層は手仕事であることに価値がある。

 

 7. なぜ、ゆとり教育がうまくいかなかったのか。

  • 多様性というワードを枕詞的に気安くつかったから。
  • 個々の多様性を具体的に見たり、呈示することなく、一元的な”勉強ができる”という部分の価値軸の評価を甘くしたり、曖昧にしただけだったから。

 

 

 

「いい学校→いい会社」の外の世界の魅力を原体験のない人にどう伝えて行くか?

私は職人の取材をやっているのですが、(経緯はこちら;

大学生になって感じた違和感を辿って - いつかもやもやが晴れるまで

先日新潟に行って、iPadも手がけていた研磨職人さん、越後大工とコンビを組む設計士さんにお話を聞いてきました。

その時に友人の実家、専業農家の家に泊まらせてもらいながら、

 

 

農家も含めて、職人として働くことには、(万人に通ずるかは分からないけど、)確かに良さがあって、そこへの憧れがあるんだけど、それは私たちが直にそうやって、職人として働く親を見てきて、肌感覚で感じてきたから分かることであって、それを原体験のない人に、伝えるのってすごく難しいよね。

 

みたいな話をしました。


とは言え、私はその魅力を何とかして伝えたくて、それをweb上で伝えるのであれば、第三者の言葉よりも、それを見てきた本人の言葉を借りるのが1番良いだろうということで、農家の両親のもとで育った友達が去年のクリスマス前に、Facebookに投稿していた文章の転載許可を取りArtisans of Japan! -職人の仕事観を発信するwebサイト-に載せます。色々伝わってくるすんごく素敵な文章なので、ぜひ読んで下さい。

 

 

 

 

 

「両親にとっていい娘になりたい」から、私は今年のクリスマスも家族にプレゼントを送る。

 

 

お父さんとお母さんに対して罪悪感と尊敬と羨望と劣等の気持ちが、小さい時からずっとある。
私は親のお金で遊んで暮らしている。親に学費を出してもらって家賃を払ってもらって4年間大学に通ってきた。

 

続きはこちら



 

文中の

お父さんとお母さんに対して罪悪感と尊敬と羨望と劣等の気持ちが、小さい時からずっとある。 

っていう文がすごく個人的に好きなのですが、”羨望”と”劣等感”が入り交じった気持ちっていうのを、職人さんを近くで見てきた人たちの多くが感じてきた感覚じゃないかなと思います。

 

この”羨望”を、「いい学校→いい会社」の外側にある世界の、その外の世界に届きにくいキラキラをどう原体験のない第三者に届けられるのかをこれからも模索していきたいです。

 

 宮本まどか

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帰国の報告と地球の裏側の友達との別れ - 酔っ払いの戯言シリーズ①

  約半年間の韓国・ドイツの留学から帰国したので久々に友達に連絡すると、ほぼ皆から「いつまで日本にいるの?」って返事が来てびっくりした。しばらくは海外に行く予定はないよ、と笑いながら返信した。帰国後は実家でゆっくりしようかと思ったけど、韓国であったチリ人の友達がアメリカ人とオーストラリア人の友達を連れて、東京来るってことで、彼らに会うために早めに東京に戻った。

 

  彼らとは、基本英語で喋って、韓国にいる共通の知り合いに、いま東京で会ってるよとSkypeが始まったり、日本に帰国しても気分はまだ帰国していない感じだったが、その彼も今日韓国に戻るということで、私の心もそろそろ完全に日本に戻れそう。

 

  その友人はチリ人とは言っても、韓国とチリのハーフで、成田から一旦韓国に飛んで、その後チリに帰る。韓国のハーフでお父さん方の家族は韓国にいるが、20年以上チリで過ごしてきて、韓国語はほとんど話せないのでほぼチリ人。チリは地球の真裏。海外に行くのは好きだけど、30時間以上もかけて、南米に行く予定は今のところ全くない。行くとしても、ウユニ塩湖とマチュピチュかな、という感じ。

 

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(プレゼントにもらったチリの国旗のキーホルダー)
 

  韓国の飲み屋で会ったその彼が、今度東京に行くというので、日本に来る1ヶ月程前から東京の”飲み屋で”会おうと約束していた。

 

  というのも、私達は、韓国で知り合った次の日から、ほぼ毎日のように居酒屋で顔を合わせていたからだ。飲み友達が来るなら、観光地でもなく、一緒にご飯を食べるでもなく、一緒に飲むのが1番いいだろう、私たちらしいだろうということでそうなった。せっかく日本の居酒屋で会うのなら、日本人の友達を何人か紹介しよう!と思い、予定を調整していると、以外とみんなの予定がうまく一日に合わず、もうこうなったら連日飲もう!ということで、6連夜の飲みが決まった。これを決めた時、私は韓国を離れて、ドイツにいたので、素晴しき飲み友との再会への期待こそあれ、体調の心配等全くしていなかった。

 

  でも実際始まってみると、6連夜の飲みは結構辛かった。肝臓にも、お財布にも。(カンパして下さった先輩方、どうもありがとうございました!いつか出世払いするので待っていてください!)私は毎晩、いろんな友達を飲みに呼んで、紹介した。つまり、私とチリ人以外は毎回、”久しぶり”状態なので、毎晩飲んでいてもそれはあまりエクスキューズにならないし、それをエクスキューズにするのは少し格好悪い気もした。ということで、頑張った笑

  地球の裏側で育った人と、お互い英語ネイティブじゃないし、私の英語はだいぶブロークンイングリッシュなのに、同じところで笑えるのすごいなあと、良い経験してるなと何度も思った。

  私が韓国とドイツに留学したのは、詳しいことはこちら(大学生になって感じた違和感を辿って - いつかもやもやが晴れるまで)に譲るとして、一言で言うと、職業観に興味を持ったからだ。もうちょっと詳しく言うと、「”美容師<弁護士”っていうイメージをなぜ多くの日本人が持つのだろう、これは偏った価値観では?」という思いから。

 

  私は韓国人、韓国にくる留学生、ドイツ人、ドイツで会う外国人にそういったことを聞きたかった。ただ、アンケートやかしこまったインタビューにするとバイアスがかかってしまう。それを避けるためにはラフな感じで、素直を意見を取れるような調査をしなければ!と思った。それで飲み会に多々行っていたのか、飲み会に多々行っていた理由として、これを後付けたのかは、ご想像にお任せする。私自身もよく分からなくなってきた笑 ただ、そこからいろんな国の人の職業観のサンプルが取れたのは事実。
 

  飲み会なんて時間の無駄だ、という人も居る。でも、私はそうは思わない。全ての人にとって無駄だとは思わない。本当に飲み会が時間と金の無駄である人もいるかもしれない。各個人に依ると思う。ただ、私の場合はそこから学んだことがすごくある。私は元々、正論にこだわりすぎる性格だったので、正しいか正しくないかよりも、面白いか面白くないかベースで物事が進む場に身を置くことはとても自身の為になった気がする。人を動かすのは時に、正しいことよりも面白いこと、楽しいことだったりするので。もちろん正しいから大きく外れてはいけないとも思うが。こういうことを通して、人間的に優れている人に多くあった。お酒に頼らなくてもいつでもどこでも誰とでも、仲良くなれる、笑を作れる、コミュ力の塊みたいな人もいるかもしれないが、少なくとも私はそうじゃないと思う。

 

  時間の無駄、お金の無駄という人からすると、飲み会を通さないと人と仲良くなれない、あるいは仲良くなるのに時間がかかるというのは遠回りかもしれないが、少なくとも私はその遠回りを楽しんでいるので、楽しめるうちはしっかり楽しんでいこうと思う。

 

  以上、帰国の報告でした。今後ともどうぞ宜しくお願いします!

(新年の挨拶ができなかったので、それに代えて)