「ヘー大学生なんだ。どこの大学?」に続く質問の国際比
大学生に聞く質問
ドイツはクラフトマンシップが整ってて、職業の貴賎があんまりなくて、先進国なのに大学進学率が30%台でずっとストップしてて、偏差値とかいわゆるいい大学みたいな概念もなくて、とりあえず大学行っとけばいいみたいな発想がなくて、理想で、その反対が韓国で90%以上の人が大学進学する、世界的にも珍しいすごく変な国で、受験戦争やばいし、日本以上に勝ち組負け組意識強くて、自殺率高いし、悪い事例を見に行く様なつもりで来たんですが、韓国に来て2ヶ月 生活してみて、今の所 日本より健全なんじゃないかって思ったりしてます。大学生みんなやりたくて勉強してる感があって、”なんとなく大学行く人”は日本と同じくらいいるかもしれないけど、専攻はきちんと考えて選んでるイメージ。
韓国でも日本と同じで、
「何してるの?」
-大学生です。
「へーどこの大学」
-早稲田。
「サークルどこ入ってるの?」
っていう会話が頻繁にあるのかなって思ってたけど、
ドイツとか中国に短期留学した時と同じで、
「何してるの?」
-大学生です。
「へーどこの大学」
-早稲田。
「専攻は?」
-ビジネス
「じゃあ将来はどんなことしたいの?」
って流れになる方が圧倒的に多かった。
(ドイツでは、いわゆる”有名な大学”とか偏差値だったり、"Fラン大学"という概念がないので、「どこの大学?」って言われると、大抵大学名というよりは、単に場所が知りたかったりします。)
韓国語ペラペラな留学生の多さ
韓国には、韓国人の留学生多い!*1
最初にそれに驚きました。
アメリカ/イギリスの大学行ってるけどギャップイヤーで1年韓国にかえってきてるとか、カナダ/オーストラリアの大学いってるけど、交換留学で高麗大学きてるとか。留学生なのになんでみんな韓国語がネイティブレベルなんだ!と思ったら、普通にネイティブでした。
韓国人の海外留学生数(大学生以上基準)が世界で3番目に多いことが分かった。
ドイツ(11万7千人)、サウジアラビア(6万2千人)、フランス(6万2千人)、米国(5万8千人)、マレーシア(5万5千人)、ベトナム(5万3千人)、イラン(5万1千人)などの順であった。日本は3万3千人で22位に位置した。
ユネスコ統計研究所が200以上の国と地域の留学生の数を集計した統計は、学位取得を目的として大学(短大を含む)や大学院に1年以上留学した学生を対象にしており、交換学生は含まれていない。
韓国の留学生が、中国、インドに継いで3位って、この人口ですごい。ただ大学進学率も世界的に見ても不思議なくらい高いから、そこも含めて考えるとどうなんだろうとは思います。大学生に占める留学生の割合とかで数値を出すとそこまで高くないのかもしれないです。
正規留学に限らず、交換留学、短期留学、休学をしての私費留学も韓国では盛んで、かつ多分兵役義務があるからか、25、6歳の大学生いっぱいいます。留年のイメージは悪くないし、むしろストレートで卒業することの方が不思議がられる様なイメージがあります。